1、試験に臨む心構え
試験で緊張したり焦ったりして、本来の実力が発揮できなかった、という話がときどき聞かれます。試験では、シーンと静まり返った会場にキーボードをたた<音だけが響き渡り、思った以上に緊張したり焦ったりするものです。ここでは、できるだけ冷静に落ち着いて試験に臨むための心構えを解説します。
他人を気にせず、自分のペースで解答する
試験会場には他の受験者もいますが、他人は気にせず自分のペースで解答しましよう。受験者の中にはキー入力がとても速い人、早々に試験を終えて退出する人などさまざまな人がいますが、他人のスピードを意識して焦ることはありません。30分で試験を終了しても、50分で試験を終了しても採点結果に差はありません。自分のペースを大切にして、試験時間50分を上手に使いましよう。
時間配分を考えて解答する
他人のことを気にしなくても、試験時間がなくなってくると、焦ってしまうものです。終盤の問題で焦らないために、約45分ですべての問題に解答するようにしましよう。まず、試験が開始されたら、全問題数を確認し、適切な時間配分を考えましよう。
問題文をよ<読んで不要な操作はしない
問題文をよく読み、指示されている操作を行います。操作に精通していると過信している人は、問題文をよく読まずに先走ったり、指示されている以上の操作までしてしまったり、という過ちをおかしがちなので十分に注意しましよう。
試験日に合わせて体調を整える
試験日の体調には、くれぐれも注意しましよう。体の調子が悪<て受験できなかったり、体調不
良のまま受験しなければならなかったりすると、それまでの努力が水の泡になってしまいます。試験を受け直すとしても、費用が再度発生してしまいます。試験に向けて無理をせず、計画的に学習を進めるようにしましよう。また、前日には十分な睡眠を取り、当日は食事も十分に摂るようにしましよう。
早めに試験会場に行<
事前に試験会場までの行き方や所要時間は調べておき、試験当日に焦ることのないようにしましよう。受付時間を過ぎると入室禁止になるので、ギリギリの行動はよくありません。早めに試験会場に行って、受付の待合室でテキストを復習するくらいの時間的な余裕をみて行動しましよう。